前回に引き続き、ハッサンさんからうかがった絨毯やイランについてのお話をお伝えしたいと思います。 偶像崇拝が禁止されているイスラム教ですが、シーア派の多いイランに関しては絨毯については伝統的な模様を織り込むことが続いています。 そのため、今でも多くの模様を絨毯に見ることができます。
イランの絨毯には色々な模様があり、意味があります
宗教などに関する模様
花瓶
いろんな動物
色々な動物がペルシャ絨毯の模様があり、ここでは一部だけ紹介いたします。まず鳥ですが、羽ばたいて遠くに行く動物であるため、まさしく飛躍の象徴とされています。 そして、虎が鹿を狩るところ。こちらは欧米では力の象徴として人気です。他にもウサギもあり、本当に種類が多くあります。
王族に関する模様
代々ペルシャの王宮で絨毯製作は大切にされてきました。そのため、王族に関する模様があります。例えば、王冠や宮殿などがあります。ペルシャの王朝パーレビ朝の国旗なども描かれています。
遊牧民の生活と模様